ギターヒーロー:ジェフ・ベック & .....
今朝、ギタリストのジェフ・ベックがこの世を去ったと知って、いよいよ僕のギターヒーローたちの一つ上の世代まで迫ってきたか…という気がした。3年前の(もう3年も経ってたのか!)エディー・ヴァン・ヘイレンが亡くなって以来の、ギター弾き呆然なニュース。
僕はジェフ・ベックはさかのぼって聞いたので、あんまりリアルタイム感がない、途中で追いついた世代。しかも、コージー・パウエル絡みで聞き始めたという亜流(だと思う)。それでも、彼の影響力は偉大で、僕のレスポールJr.のリアピックアップは、セイモア・ダンカンのJBモデル。JB=ジェフ・ベック・モデルだ。
せっかく載っていた「P-90」を取っ払ってまで載せたのは、当時好きなギター弾き達がこぞって載せていたというのもあるし、単に音も見た目もカッコいいからというのもあった。「好きなギタリストは?」「ジェフ・ベック」と答えているのを見ると、チョット格上な気がするくらいだ。今、振り返って聞き直すと、やっぱり偉大なギター弾きだ。
その反対に、最近、僕の中で「なんかガッカリ」と評価を下げ続けているギター弾きがいる。その名も、ニール・ショーン。僕がギターを弾き始めるきっかけにもなったジャーニーのギタリストで、高校時代は、とにかく自分でも弾けそうなフレーズがあると、一所懸命真似て弾いたような、僕の中ではレジェンド級のギター弾きだった。
それが最近では、ジャーニーの現メンバーや元メンバーを相手に、金銭がらみの訴訟や誹謗中傷の話ばかり。以前、一緒に栄光の時代を築いたメンバーたちに対する敬意など皆無なのか?と。そりゃ、人間同士うまくいかない時もあるけど、そのぶつかりあった時間が過ぎると、ふと「あいつ元気にしてるんだろうか?」と思ったりすることもあると思うんだけどな。
とくに、黄金期のベーシストのロス・ヴァロリーとドラムのスティーブ・スミスを相手に訴えたと聞いた時は耳を疑った。二人とも決して、攻撃的な人間じゃないと思うんだけどな。そして、最近では、盟友と思っていたジョナサン・ケインも相手にヤイノヤイノとやりあっているそうな。
どっちにしても、伝え聞く話ばかりなので、本当のところはどうなのか?がわからない。わからないけど、そんな話ばかり伝わってくるし、肝心の楽曲も新しいのはどうもパッとしない。アーネル・ピネダを呼んで、息を吹き返した頃の勢いも感じないし。
上の動画で、2022年7月のサミー・ヘイガーの番組に出演しているニール・ショーンを見ると、ただのゴキゲンなギター親父に見えるんだけど、この人のどこにあの訴訟連発のドロドロな金の亡者的な側面があるんかいな?とも。聞くところによると、彼の現妻が元凶という噂も聞くし。
以前、「僕の葬式には、ジャーニーの "Don't Stop Believin" を流して欲しい」と言っていたけど、今の状況を考えると、あんまりいい選曲じゃないかもしれない。楽曲自体に罪はないんだけど、昔ほど素直に楽しめなくなってしまった。今なら、葬式には…なにをお願いしようか?
死ぬ間際の最後の一口は「マンゴープリン」をお願いします。
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