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8月, 2023の投稿を表示しています

徳島県へ

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徳島での講演( この講演 )へ行ってきました。京都から徳島は、いろんなルートがあります。 1.京都→(新幹線)→岡山→(快速マリンライナー)→高松→(特急うずしお)→徳島 2.京都→(高速バス・阿波エクスプレス京都号)→徳島 3.京都→(新幹線)→新神戸→(高速バス)→徳島 9時に京都を出発するとして、一番早いのは3.で12:11着。 次が2.の12:14着。 一番遅くて一番料金が高いのが(片道13,170円)1.で13:04着。お値段は3.の約2倍。 一番安い2.は片道4,300円。 一番安いのに、最速からから3分しか違わない2.が選ばれるわけです。いくら鉄道好きでも、ここで1.を選ぶのは無い。乗り鉄をしにいくのならアリかもしれないけど、今回は仕事で行くので、ここは2.で。 京都駅の塩小路側バス停からの出発。京阪バスの車両。明石海峡大橋までの高速道路のルートは、これまたいろいろあるのですが、今回は名神高速道から阪神高速3号神戸線を抜けて、5号湾岸線→名谷JCT→垂水JCT→明石海峡大橋というルート。 途中、神戸大学が見えたので、「もしかすると」と確認したら、ウチの「六甲の家」が入っているマンションも見えました。 途中までは、いつも六甲の家へ行く時に使っている、お馴染みの高速道路でした。徳島や高松へバスで向かったことはあるけど、この阪神高速3号神戸線で抜けたのは初めてかもしれない。 室津PAで休憩。左から京都発高松行き、京都発徳島行き、そして京都発高知行き。左2つは京阪バス。右の高知行きは土佐電バス。 僕が乗った徳島行きは、鳴門の観光地のバス停を経由する便でした。一般道から大鳴門橋がよく見えました。 予定では12:14着でしたが、11:58に到着。一番安くて、一番早い交通手段になってました。バス旅は席を立ってウロウロできないのが欠点だけど、それでも隣の席が埋まることは(空港連絡バス以外は)めったに無いのでユックリ移動できます。 徳島駅前は信号機の上に阿波おどり。駅前の郵便ポストの上にも阿波おどりの彫刻。   今回、鉄道は最寄り駅から京都駅までの近鉄のみでしたが、JR徳島駅は覗いておきました。 帰りのバス停。「EDDY」は徳島バスの所属バス。爽やかな色合いのEDDYは「うずしお」という意味で使われているらしいですが、僕にとって(というかハードロックファンにとって)エデ

再び茨城県高萩市へ

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昨年12月に訪れた茨城県高萩市( この時 )へ再び。 今回も、講演( この講演 )の仕事でのお呼ばれとなりました。 8月に入って3回目の講演でしたが、3回ともリピートの講演でした。しかも、どれも読んでくれた担当さんが前回のまま。担当さんが分かっていると話は早い。場所も検討が付くから、準備がしやすい。それ故に油断も生まれやすいので、要注意なのですが。 講演講師の仕事は、とにかく「その時に、そこに居る」というのが最大の課題。その前提には時間通りに運行している公共交通機関の存在があるのですが、最近の新幹線は若干の不安を抱えていました。 京都駅に着くと、どれも遅延なしの定時運行。こんな当たり前のことが、とてもありがたく思えてくるものです。いや、講演でも伝えているように、当たり前ではなく、有り難いことです。「有難う御座います」とは、「有るのが難しいようなことが、ここに御座る」と書くわけで、とても貴重なことです。色んな人の存在があってこそ、成り立っている「当たり前」だと再認識するとともに、改めて感謝です。 品川までは、今回もN700 S 。もう運行を始めてから3年が経つというのに、未だにラッキー!と思うのは、運行本数が少ないから? 品川駅で常磐線の「ひたち」に乗り換えて、 上野の次は水戸というすっ飛ばしっぷりで、あっという間に高萩駅へ。品川駅では豪雨。牛久の辺りでキレイに晴れたのに、水戸を過ぎてからは再び曇天。そして、高萩に着いた頃にはパラッパラと霧雨のような空模様。 それが、講演後にはこの天気。 高萩駅から南東側を見ている画像ですが、空が広い!ちょっと先は太平洋!海の遠い京都で暮らしていると、車窓に海が見えるというのが、旅気分を盛り上げてくれます。 前回は、日が落ちてから高萩駅に到着して、暗い中、発ったので駅の様子も町の様子もあんまりわかりませんでした。今回は、会場と駅の間だけだけど、ちょっと町の様子が見られてよかった。 今回の帰り時刻に高萩を通る「ひたち」はなく(正確にはあったんだけど、それは高萩を通過する特急)、勝田まで普通列車で行き、そこから「ときわ」に乗るパターン。 勝田からの「ときわ」はE657系なのに、以前走っていたE653系カラー。なんだか見慣れない。どうやら茨城県の観光キャンペーン「茨城デスティネーションキャンペーン」(茨城DC)の一環らしい( 参考 )。 勝

地蔵盆からいろいろ雑感

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今年度は、町内会長やってます。個人的には、8月の地蔵盆が一番タイヘンなお役目では?と思っています。 「あ〜メンドウやなぁ」「でも、準備しないとなぁ」 と思いながら過ごし、前々日に花屋へ予約。それも閉店ギリギリの時間。なんかの拍子に「そや、花を頼まないと!」と思い出して花屋へ。 こんな調子だったので、歴代会長が作成してくれていた「地蔵盆マニュアル」にも目を通してませんでした。 で、地蔵盆当日。 「あ、お供物を買いに行くの、忘れてた!」 と気付くのでした。 調べると、自転車で5分くらいのスーパーが24時間営業。助かりましたわ。 せっかくのリストなので、参考にして買い出ししました。 地蔵盆のベテランから見ると、なんだか妙な組み合わせなのかもしれませんが、なんとか売っているモノで整えることができました。 町内会は4つの組に分かれていて、それぞれに組長がいるのですが、他の3人の組長さんが頼れる皆さんだったので、本当に助かりました。 地蔵盆に来て下さったお坊さんが、子ども達に配っている景品に見覚えがあったので、「もしかして…」と尋ねると、佛教大学出身の方でした。年齢からすると、もしかして同時期に同じキャンパスにいたかもしれません。 すでに地蔵盆をやめた町内もあるようです。町内会自体が無くなった町もあるようです。ご多分に漏れず、近隣でも人口減少は進んでいますが、もっと田舎な土地に比べると、はるかに緩やかな人口減少。今年度、町内の中学生以下の子どもは9人いるし、近々1人増える予定ですし、まだ絶望的な人口減ではありません。それでも、世帯数の三分の一は、定期的に回ってくるゴミ当番を外しています。高齢者であることや、日中不在が理由です。 ゴミ当番をやらずに済む回収方法なんて、世界を見て回ればいろいろあるのは分かっているはずなのに(海外視察なんて、なんの役に立ってないのでは?)京都市は変わらず町内会という強制ボランディアに押し付けてきます。 現代生活において、ゴミ処理はそれ無しでは成立しない生活インフラ。ところが、あまりに貧弱なインフラゆえ、ちょっとしたことで不具合が起こる。「ゴミ屋敷」の成立は、個人的な責任を追求する向きもあるが、インフラ整備の不備が要因な側面も否めない。日常的なちょっとしたゴミ処理の不具合は、大災害時にはとてつもない問題になっている。逆に、日常のちょっとした不具合を解消

和歌山へ行ってきた

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この駅は、どこでしょう? 欧州の駅にしては、少し天井が低い。とはいえ、この鉄骨の造形美はなかなかの…ん?左端にJR西日本の車両。 これは天王寺駅の阪和線3,4番ホームを駅端から和歌山向きに撮ったものです。こんな素敵な光景があったことを、僕は阪和線沿線に8年近くも住みながら、知らなかったのです。このホームは快速や区間快速が停車するホームで、僕は普通しか停まらない駅の近くに住んでいたので、このホームではなかったというのもあります。 8月19日は、早朝に丹波橋を出発。 仕事での移動なので、座れることが最優先。追加料金を払って、京阪特急のプレミアムシート。赤い8000系のプレミアムカーは何度か乗ったことがあったけど、青い3000系のプレミアムカーは初めて。8000系の方は、一般車を改造した車両なので、座席と窓の位置が今一つの席があります。でも、3000系のプレミアムカーはイチから作られた車両なので、座席と窓の配置も最適…のはずが、おそらくリクライニングを使うと最適なんだろうな…という位置関係。普通席に慣れているのもあって、なんだか落ち着かない大きすぎる座面のシート。枚方市をすぎる辺りでようやく慣れてきた感じ。 京阪沿線から天王寺へ行くルートは、 1.京橋→(大阪環状線)→天王寺、 2.天満橋→(大阪メトロ谷町線)→天王寺、 3.淀屋橋→(大阪メトロ御堂筋線)→天王寺 という3ルート。 今回は、歩く距離が一番短い3.を選択。せっかくのプレミアム席を少しでも長く乗れるのも3.。 で、冒頭の天王寺駅。関西国際空港や和歌山へ行く特急は、今はほぼ全部環状線や関西本線のある階下ホーム。でも、せっかくなので、上の阪和線のホームも覗いたわけです。 こちらは阪和線の普通列車のホーム。あんまり愛想のない、普通の駅。 そういえば…この右に ヒロタ のシュークリームを売ってる店があったようだけど…と思って調べてみたら、今、ヒロタはそれどころじゃないのね?学生時代に、一瞬だけヒロタでバイトをしていたことがあります。 こちらは大和路線(関西本線)の普通列車。白い帯がなければ、ほぼ山手線。まだまだ元気に走っております。 ところで、JR西日本が関西本線を大和路線といったり、東海道本線を琵琶湖線や京都線や神戸線と名付けるのって、観光客には紛らわしくないのかな?例えば、関東の人なら、東海道線だと新大阪の次は高

娘がドイツから帰ってきた

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  8月上旬、娘がドイツへ旅行しました。ドイツ滞在中はともかく、その往復にいろいろあったので、そこを記録。 タイでの留学中に仲良くなったドイツ人に会いに行くドイツ・スイス旅行。往路は、中国南方航空を利用。「なぜに中国南方航空?」「安いから」「あ、そ」。今回のツアーは、正確に言うと、同じくタイに留学していた東京の大学に通う知人(←ひとりで旅行できない人)を、そのドイツ人に会わせるため、ドイツへ連れて行くツアー。いわば引率ツアー。自分一人なら関空発着便を選択するところが、ちょっとややこしいことに。 中国の航空会社は、このご時世でもロシア上空を飛ぶルート。他国の航空機はロシア上空を避け、冷戦時代の南回りやベーリング海峡経由で、時間も燃料も大幅にかかるのに比べ、ロシア上空をカットできると、そりゃ安いわな。とはいえ、ロシア上空で機材の不具合でも出て、ロシアの空港に降りたらどうなる?という危惧も。 ロシアを横切り、フィンランド領空内に入ったのを確認して「ホッ」でした。 ドイツ滞在中はとにかく涼しかったそうな。 娘がドイツ鉄道「DB」のデュッセルドルフ駅で「さむ〜〜」と震えていた頃、オトンは、 「あつっ〜ぅ」と庭でコロナビール片手にBBQ。久しぶりにランナー友達が集まって、秋冬シーズンに向けた宴会。 鉄道好きの僕のために、娘があっちこっちで鉄道写真を撮って帰ってくれました。良き土産です。電線が目立たない町並み。天井の高いドーム屋根の駅。これぞ欧州! で、問題は帰路です。行きと違って、帰りはドバイ経由のエミレーツ航空。こちらは「間違いない」航空会社。とりあえず安心。 ところが、中継地のドバイの手前でいつまで経っても降りられない。滑走路が空くまでドバイ沖でグルグルと3周。その間に、シンガポールやバンコクからの便が横から入ってきて先に着陸。陸に近づいたかと思ったら、また沖へ。やっと着陸かと思ったら、今度はムンバイからの便が割り込み。やっと着陸。とはいえ、これで定刻着陸。このトラフィックも込みな時間設定だったとは。 ドバイからの出発は順調だったようで、気が付けばカブール上空、さらには僕がいつか行きたいと思っている敦煌の上空を通過。敦煌とカトマンドゥはパックツアーでも良いから行ってみたい。 娘の乗ったエミレーツ機は無事に羽田に着陸。実は、この時、日本上空には台風7号が来てまして、太平洋沿岸