とうとうこの日が来た!
明日からの社会人生活のために、娘が東京へ旅立ちました。4月中は研修で東京に滞在。5月からは松山で働くことに。 2001年8月から24年と7か月とチョイを一緒に過ごしました。途中、大学へ通うために一人暮らしをしたり、留学に出たりして、一緒に暮らしていない期間も含めているので、実際はもっと短いかもしれない。 見送って家に帰ると、進学や留学の時とは違う家の中の静かさ。そして、近所で買い物に出掛けると、思い出の桜や商店街を通ると、懐かしさがジワジワ。あ〜もう、一緒に歩くことはあっても、一緒に暮らすことはないんだな…と実感。 娘は、ここから人生という大海原へ飛び立ちました。ずっと、子育てとは、飛行機を離陸させたり、船を出航させる作業のようなものだと捉えていました。出発までに燃料を入れて、目的地を確認し、途中の天気を予想し、ルートを見定め、不測の事態に備える訓練をして、緊急着陸や停泊した先で情報を確保したり、食料や水を積み込んだり…最初に出発した空港や港からでは、どうしようもないことを、寄った先で融通していけるように育てる。それが子育てだと感じています。子どもの目的地の到着は、ほとんど見届けることはできないし、そもそもどこが目的地かもわからない。こちらから連絡しようにも、あの世からでは声も届かないだろうし、あとは自分の判断で航行してもらうしかない。 伝えられるだけ全部伝えることができたか?と自問したら、自信はないけど、とりあえず人と対話ができて、仲良くできる、優しい人間に育てることはできたと思う。よく、こんな「普通」じゃない親から、まともに育ってくれたと思う。保育園や学校、地域、バイト先など、周囲の皆さんのおかげ。僕だけでは無理だったのは間違いない。 一緒に暮らした24年間は、僕の人生の宝物だと今思います。 他には代えられない経験でした。 子どもが旅立って、こんなに感無量になるとは…です。 最後に、娘の好きな歌の歌詞を、僕の今の気持ちとして残しておきます。 「コンパス・オブ・ユア・ハート」 青い空高く帆を上げて 水平線の彼方を目指せ 夢のように光きらめく 宝物が君を待つ (気をつけろシンドバット! この先は危険だ 忘れるな!いかなる時も 心のコンパスに従うのだ!) 荒波が船をゆさぶり 嵐が行く手はばんでも 恐れず進めば友達が 手を差し伸べてくれるさ 風に吹かれ...