高萩市へ

 

講演の仕事で(これ)茨城県高萩市へ日帰り往復しました。行きも帰りもナンカある一日でした。

行きのなんかは、品川駅で新幹線から特急ひたちに乗り換えてすぐで起こりました。品川を出て、高輪ゲートウェイ、田町を通過した辺りでの家族中、突然「急停止します。ご注意下さい」という機械と車掌のアナウンス。そこから急減速。どうやら、先の東京駅の山手線ホームで人が線路内に入ったとのことでの緊急停止だったらしい。乗っていた車両の故障や事故でなくてよかったけ。

とはいえ、いつも考えるのは、関東方面や太平洋沿岸で緊急速報が入り、「地震や津波が来る」と来た場合のこと。地元ならイザ知らず、勝手のわからない出張先で被災する可能性だってゼロではないわけで、いつも非常食と水分、予備バッテリーや次の駅まで走れる靴は備えています。

高萩市はこれで3回目。いつも品川駅で弁当を買って、土浦を過ぎた辺りで昼ご飯。このくらいのタイミングが、講演前にお腹が落ち着いてよいのです。

茨城県には、なぜか北海道のコンビニである、セイコーマートがあっちこっちにある。高萩にもあるというので、ちょっと寄ってもらいました。岩見沢への出張時にもアレやコレやと買い込んで楽しみましたが、今回は時間がなかったのと、連れて行ってもらったのもあって、遠慮気味にデカおにぎりを一つ買っただけでした。

店を出るといい夕焼け。

高萩駅まで送ってもらうと、けっこういい時間。そこから日立駅まで普通に乗り、日立駅から特急で東京まで。



日立駅は、何度か通過しながら、一度も降り立つチャンスがなかったので、今回は敢えて日立駅での乗り換えを選択。このガラス張りの駅。展望ロビーからは太平洋が広々と見えます。ガラスにスマホをピタッと貼り付けると、薄暗い時間帯でも映り込み少なく外が撮れました。

で、ここからです。

常磐線が遅れ気味。そして、先行する列車がなんだか調子悪いみたいで、三河島から日暮里の大カーブで一度目の停車。上野駅手前で二度目の停車。その後も動いたり止まったり。結局15分遅れで東京駅に到着。

常磐線から新幹線の乗り換えは、もともと17分ありました。それが2分に。乗っていたのは10両編成ひたちの8号車。新幹線はグリーン車よりも大阪寄りの車両。もはや東京駅で弁当を買っている場合ではない。常磐線ホームから新幹線ホームまでのシミュレーションをして心の準備をするものの、実際、ドアが開いて移動が始まると、階段近くの車両から出て、常磐線の階段をヨッコラヨッコラ降りる団体!「頼む!どっちかに寄ってくれ!」と願いつつも「すみません」「すみません」と言いながらかき分けで階段を降り、発券して、改札を通り、ホームに上がり間に合いそうな感じ。

やれやれと一息。

セイコーマートで買ったおにぎりを食べて京都まで腹をもたせてみる。新幹線の車内販売がなくなった痛手が、こんなカタチで自分に降りかかるとは思わなかった。品川から乗った隣の席の若者は、幕の内弁当とカツ丼弁当を平らげる爆食男。なんとなく、木村昴に似た感じのデカい西洋風の顔のお兄さん。こっちの事情は知らなかったとは思うけど、エエ食いっぷりでした。

東京からの新幹線は定刻通りの運行で、何の問題もなく京都へ到着。ここまで来ると空腹への意識はどこかへ行くモンです。帰りに成城石井でマリネとビールを買って、帰宅後の一杯。

約14時間の日帰り出張旅でした。

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