退院しました
そして、退院前の数日にわたって、基礎動作や生活動作、動きの可動範囲を確認するテストがありましたが、全部クリアーして、8月6日に晴れて退院となりました。
約5が月ぶりの我が家。入院前から変わったところは少なく、ほとんどは変わらず同じ。物が多くてゴチャゴチャした感じも同じ。物を取り出すにも、ギリギリの収納なので、他の物を倒したり引っ掛けたりしないように出し入れ。これが健康なら全然問題なかった作業なのに、事故後の不自由な身体だと本当に難しい。高い場所や低い場所に収納している物も、出しにくいし片付けにくい。なんてことなかった作業が、一変してタイヘンな作業に。
とはいえ、退院後数日は、気持ちも高ぶっていて、元気に乗り越えられました。
が、お盆休みに入ってから、まず身体にきたのが家内温度差。自分の部屋やリビングは涼しいけど、廊下やトイレは暑い。退院してからも、朝の外歩きは続けていたのですが、汗をかいて涼しい部屋で水分補給をして、歩いたデータを確認したりしていると、いつの間にか汗が引いてヒヤ〜ッと。
お盆真っ只中で風邪を引いてしまいました。ちょうど五山の送り火のある8月16日がピークでした。さいわい熱は37℃を超えずでしたが、クシャミと鼻水がひどかったです。
週明けから、朝歩きを再開しました。我が家は丘陵地の中腹くらいに建っています。丘の上、丘の向こう、さらにもう一つむこうの丘の上。と少しずつクリアーするのを目標に歩いています。せっかくの京都市伏見区で暮らしているので、幕末など歴史上の有名地を目標場所にして歩くことも考えています。
リハビリ病院を退院して、通院リハビリ病院に移るために受診した際、レントゲン写真をじっくり見る機会がありました。改めて、自分の身体がこんな事になっていたのか?!を知りました。とくに骨盤は金属だらけ。バッラバラになっていたのを、一つ一つくっつけて形にしているようでした。右の太もももの骨も、上から下までまるまる金属が入っています。左肘は意外と少ない金属で繋がっていました。左の鎖骨は…ちゃんと覚えていません。
通院リハビリ病院のドクターが「まれに見る重症患者やわ」「よぉまぁ、こんな状態から歩けるようになったなぁ」と言うくらいの症状のようです。ここまで、なんとか来ることができました。
退院した今、入院がいかに多くのスタッフに支えられていたのかを実感しています。とくに急性期病院では大勢の看護師に助けてもらいましたし、回復期リハビリ病院では大勢のPT、OTに鍛えられました。その他、大勢のドクター、看護助手、介護スタッフ、社会福祉士や施設スタッフに支えられていたのを、改めて感じます。
この感謝を忘れずに、せっかく助けてもらったこの命、大事にまっとうしたいと思います。
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