久しぶりの東京往復

 

学研の映像収録(この仕事)で東京まで日帰りで往復しました。事故以来、初の日帰り出張。品川駅まで新幹線で2時間ちょい。その間、座り続けて、脚が固まってしまわないかや、急な尿意や便意に対応できるかや、人混みの中を移動できるかなど、気がかりはいろいろあったけど、無事に往復と仕事を完遂できてホッと一息。ちょっと自信にもなりました。

行きの新幹線は、普通車の山側E列。京都からの指定席は、事故前から当たり前のように満席。新大阪始発の新幹線だったけど、隣のD席は先客がいて、アメリカ人らしき大柄な若い女性。僕と同じ普通座席なのが気の毒というか、よくあんなご立派なお尻が座席に収まるな…と感心します。通路側に大きな人が座ると、途中でトイレに行きたくなった時に声をかけないといけないのと(それは問題ないけど)、声を掛けるにも寝られてしまうと起こさないといけないのがタイヘン。さいわい、車内で寝るのは日本人くらいで、たいていの外国人は寝ません。寝るとスられるので、寝る習慣がないんですね。

富士川を渡るとE席からは富士山がよく見えるんですが、今回は曇天ながらクッキリ。D席のヤングレディーと並んで撮影。

品川駅から五反田駅までは山手線外回りで2駅。途中の大崎駅手前で南に向かっていた山手線は北にグルッと向きを変える。ここが何度通ってもワクワクポイント。東海道線と京浜東北線は直進するので山手線とは離れ、その直後に新幹線と横須賀線とも別れ、その後、湘南新宿ラインとりんかい線と合流。別れと出逢いが交錯する、人生みたい(なんて大袈裟)な瞬間。

で、あっという間に五反田駅です。事前にいろいろ調べたところによると、五反田駅近辺は飲み屋と風俗店が多いと。みると東口側。学研ビルは西口。視線の定まらない挙動不審者にならずにすんだ。とはいえ、事前のリサーチでオモロイものを見付けていたので、そこに向けて一直線(というか、学研ビルまでの道中に存在する)。

それが、HOTEL MARE(ホテル マーレ)。イタリア語で「海」。意味はこの際どっちでもよくて、「マーレ」という名前自体に意味があるのです。
神戸の御影には「エルディア」がある。「マーレ」と「エルディア」。『進撃の巨人』が好きならタマランこの状況。五反田に「マーレ」がある!と知った時には「これは前を通らねば!」と思った次第。『進撃の巨人』を知らなければ「なんのこっちゃ」だけど、知ってれば笑える。フリードリンクの飲み物の中には、ジークの脊髄液が盛られてるんじゃないか?とか、アホな想像をしてウハウハ。ほとんど中二病ですわ。

学研の収録仕事は、かなりスムーズに終わり、事前に予約していた新幹線だと、だいぶん待つことになるので、スタジオを出る前に、早い時間の列車に変更。さらに品川駅につくと、まだ時間が余る。そこで、再度、早い時間の列車に変更。2回の変更をして乗ったのは、



Sワーク車のPシート。3人がけ座席の真ん中が仕切り席になっていて、AとCの2人掛けになっている「あの」シート。グリーン車よりも安い。空間的にはユッタリ。テーブルはPCで操作しやすいように、少し手前が下がった形状。これもなかなか良い。

ただし、誤算が。

このシートが採用されているのはN700系Sばかりだと思っていたら、N700系Aの車両もあるのね?同じN700系のSとAの違いは、全座席にAC電源があるかないか(他にも空気清浄機の吹き出し口があったりなかったり)。C席にAC電源がなかった。これは知らなかった。

というわけで(どんなわけや?)久しぶりの東京日帰り出張は、無事に完遂できました。リハビリを頑張っているとはいえ、まだ完全ではないので、いろいろ不安はあったけど、なんにもアクシデントなく往復できて良かったし、ちょっと自信にもなった。

次は、去年も行った来月の茨城県神栖市の高校で授業。まったく初の場所じゃなく、一度行った場所なので、すこし心のユトリがあるのが救い。とはいえ、片道5時間以上。下手すりゃ6時間かかる長時間移動。まだまだリハビリは続けないと!


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