娘の帰省

タイに留学中の娘が、年末年始に日本に帰ってきていました。タイから、フィリピンのセブ島に寄り道しての帰国。しかも、JEJUairなので仁川国際空港経由。僕は突然の五十肩(?)の診察があり、空港まで迎えに行けず。帰ってきた娘は、「さっむ〜ぅ」とストーブの前に一直線。そりゃまぁ、バンコク→セブ→インチョン→京都だと寒かろう。インチョンでは一歩外に出てないらしいし。

帰国して、まず向かったのが、伏見区にある中国料理屋の四川料理。『老重慶』がお気に入りで、娘曰く「バンコクにはない辛さ」。タイ料理も辛い印象だけど、四川料理のいわゆる「麻辣」とは違う種類の辛さで、トムヤムクンの辛さほぼ一択だそうです。シンガポールでは、その麻辣に出会えたそうだけど、「これや!」というほどマッチした感じではなかったそうな(店がキレイだったんかな?)。というわけで、中国に行かずとも食べられる、中国人の作る「ガチ中華」が近所にあるのは大きい。池袋や西川口駅前ほどではないけど、まあまあディープだと思います。

バンコクの留学先で友だちになって先に帰国した人たちと会ったり、神戸大の友だちと会ったり、幼馴染と会ったり、なかなか忙しそうな年末年始を過ごしてました。

その合間に、本の行商人のごとく、何度かにわけて学術書や漫画などを大量に買っておりました。「タイの本屋がショボい」というか「紀伊国屋はあるんだけど…丸善がないのが痛い」と申しておりました。丸善京都本店をこよなく愛する娘としては、あの「『本への愛あふれる』特集コーナー」は生活に必要なモノらしい。

1月からの授業でタイ・ポリティクスを選択するらしいので、それ系の本もいくつか買っておりました。が、大半は興味のおもむくままのアッチやコッチ系。インプットするべき時代にインプットしておくのに、総量規制はない。思う存分、浸るがよい。だけど、その本を読む暇があんまりなかったのが、今回の帰省の心残りだそうな。

娘のタイ土産は、COVID-19の検査キット。バンコク市内では、一つ250円くらいで、早くからコンビニやスーパー、文具店、雑貨屋などで(つまり、ほぼどこでも)売られていたそうな。皆さん、自分で検査して、陽性だったら自主的に休んで…だったそうです。日本でも、やっとAmazonなんか(これなど)でタイ価格で手に入るようになりましたけどね。

昨日、関空からバンコクへ向けて飛び立ちました。今日、新学期のオリエンテーションがあるので、それに間に合わせるための帰国です。昨年、8月にスタートした時は長期短期超短期含めてたくさんいた留学生も、1月スタートの学期は数名だそうです。

タイへの帰りはPeach Aviation。キャンペーンだと、バンコク行きが11,280円〜!と出てますが、さすがにそんなに安いのは「いつ飛んでるの?」状態。それでも、十分安い料金で飛んでますね。今どきの留学生は、行きも帰りも、2、3日前にチャチャッと予約して、バックパックと手提げでヒョイと帰ってきて、ピョンと出ていきました。パッキングなんて、家を出る20分前くらいから「お!こんな時間?」と始めたくらい。

留学やワーホリ経験のある人とSNSで「昔は、Hotmailのアドレスやシティバンクの口座を作ったもんですねぇ」とやり取りしたけど、本当にそんな時代もあったなぁ。懐かしい。トラベラーズ・チェック(T/C)やリコンファームのために航空会社に電話するなんてのもあったなぁ。


今朝からは、また娘のいない生活。あんまり実感がなくて、朝のコーヒーを三人分入れかけて「おっと」となったくらい。でも、脱衣カゴには、滞在中の抜け殻の山。ばっちり存在感を残して旅立っていきました。

帰国後すぐは、あっちこっち出歩いていましたが、そのうち「出不精」な本領が発揮されて「めんどくさ〜」になっていたこの滞在。でも、タイでは「出不精」ではないらしい。暖かさと、交通の便の良さもあって、気軽にヒョイッヒョイ出かけられるとのこと。確かに、バンコクは地下鉄もタクシーもバイクタクシーも安い。出掛けた先が空振りでも、そんなに痛くない。「マイペンラ〜イ」ですべてが片付きそうな気がする。僕も、再びのタイ渡航の航空チケットを物色しはじめてるところ。

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