エラワン滝へ

先に、カンチャナブリからエラワン滝へのバスの話を載せたので、流れでエラワン滝のことも載せねば…となり、滞在順番的には真ん中あたりのエラワン滝の件を先に載せることに。

前の晩、宿泊先の女将さんに、「エラワン滝へ行くなら、このサイトに登録しとくと良いわよ」と、ナントカというスマホアプリ「QueQ」を勧められた。疲れていたので、今ひとつ要領がつかめず、手続きにタイ国内の住所入力が必要だったりと、難関続出でギブアップしたアプリ登録。そうやら、それをしておくと、タイ人値段でエラワン国立公園に入園できたのかもしれません。

相当ハードルは高いけど、それをしておけば300バーツ(1200円)という外国人向け価格ではなく数十バーツで入れたようです。1200円でも僕は安いと思います。

人によっては、「外国人差別」だという人もいるようですが、「差はありませんよ」という形を取りながら、解説は現地語だけだったりと、実質で差を付けるよりも、もとより「差あり」で取れるところからは取るという、ガメツさ全開の方が、むしろわかりやすい。

チケットは、バスの中に入り口のおばちゃんが乗り込んできて、一人一人に売ってきます。

8時にカンチャナブリバスターミナルを出発するバスに乗って、9:45にエラワン国立公園の入口に到着。せっかくなので、GarminのランナーウォッチのスイッチをONしてどれだけの距離をどれだけの時間がかかるのか?計測してみた。

この看板によると、一番奥の7段目までは2000mとある。結論からいうと、それはきっと水の流れの距離。人間が歩くのは2900m。標高差は226m。トレイルランニングしている人間には全然たいしたことのないトレイルだと思います。僕は、負傷引退した人間なので、用心しながらの登坂と帰り道。この投稿にも触れたように、9時半に公園に到着して、12時発のバスに乗れたので、約2時間半で往復できました。それほど無理したわけではなく、むしろ7つの滝それぞれで縦撮り横撮りで写真と動画を撮ったり、腰がシビレるたびに休憩したりして、平均スピードは21:35 /kmというユックリ具合。杖を突きながらユルユル降りるおばあちゃんがいたり、まるまる太って大汗かきながら登る若い男子がいたり、いかにも軍隊帰りというゴリゴリマッチョがジョギングしながら登っていたり、それぞれがそれぞれのペースで行き来していました。

カンチャナブリからのバスだと朝一番の8:00発で行きましたが、それよりも先に来ている欧米系観光客が多数。僕が7段目の滝に着いた頃には、すでに滝壺はヤツラに占領されていました(つまりすべての滝に人が入っていたということ)。僕はもともと泳ぐつもりがなかったので、全然問題ありませんでした。泳ぐつもりなら、レンタカーを借りて行くか、早朝ツアーに参加する方が良いと思います。

このブログの下へ行くほど、奥の滝になります(たぶん)。朝一番に行っても、7段目に到着する頃には、日が高くなってしまいます。日が高いと、どうしてもトロッとした画像や映像は撮りにくいですね。色は、iPhoneでの撮影時に若干の補正は入っていると思いますが、それ以外は、一切加工していません。サイトによっては、青緑色の水面で紹介されていますが、僕が見た感じでは、そのような色ではありませんでした。季節や時間帯によって色は変わりますから、あの色の時もあるのかもしれませんが。












5段目を過ぎてからは、一部舗装がなくなります。とは言ってもたいしたことはありません。トレイルロードっぽいところと、せせらぎ超えがあります。一発ジャンプでも超えられそうですが、僕は安全を優先して飛び石で超えました。

7段目の滝まで、2.95kmを1時間13分で。平均心拍116 bpmなので、軽い運動程度でしたね。

「そなたは征服者である」とは大げさな…。とはいえ11時の日差しはかなりキツくて、さっさと降りないと帰り道が悲惨なことになりそう。水も残り少なくなってきた。全体に木陰は多いし、日中暑くなるカンチャナブリを離れるという意味では、エラワン滝はいい場所だと思いました。終始、水の流れる音が聞こえるのも涼しい気持ちになれますし。

帰りも少しずつ撮って帰りました。「シャッタースピードを遅くしたらどうなるかな?」と標準アプリ以外(ProCamera)で撮ってみました。こんな感じの水を撮りたかった!それももう少し早い時間帯に…

ちなみに、角質を食べてくれるといわれるドクターフィッシュ。僕も試してみましたが、全然食べてくれませんでした。角質がない?!わけはないと思いますが…数分間ジーッとしていて、周りにはウヨウヨと泳いでいたのにも関わらず、です。

7段目の滝まで行って帰ってきました。往復2時間半。降りてインフォメーションで帰りのバスの時間を聞いたら、あと10分で12時の便がでると教えてもらえました。水を買って、トイレに行ったら、ちょうど良い時間。チケットを買って座席に座ると、帰りは半分くらいの埋まり具合。行きの混み混みを想像していたので、ゆったり帰れました。



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