再び茨城県高萩市へ

昨年12月に訪れた茨城県高萩市(この時)へ再び。
今回も、講演(この講演)の仕事でのお呼ばれとなりました。
8月に入って3回目の講演でしたが、3回ともリピートの講演でした。しかも、どれも読んでくれた担当さんが前回のまま。担当さんが分かっていると話は早い。場所も検討が付くから、準備がしやすい。それ故に油断も生まれやすいので、要注意なのですが。

講演講師の仕事は、とにかく「その時に、そこに居る」というのが最大の課題。その前提には時間通りに運行している公共交通機関の存在があるのですが、最近の新幹線は若干の不安を抱えていました。

京都駅に着くと、どれも遅延なしの定時運行。こんな当たり前のことが、とてもありがたく思えてくるものです。いや、講演でも伝えているように、当たり前ではなく、有り難いことです。「有難う御座います」とは、「有るのが難しいようなことが、ここに御座る」と書くわけで、とても貴重なことです。色んな人の存在があってこそ、成り立っている「当たり前」だと再認識するとともに、改めて感謝です。

品川までは、今回もN700S。もう運行を始めてから3年が経つというのに、未だにラッキー!と思うのは、運行本数が少ないから?

品川駅で常磐線の「ひたち」に乗り換えて、

上野の次は水戸というすっ飛ばしっぷりで、あっという間に高萩駅へ。品川駅では豪雨。牛久の辺りでキレイに晴れたのに、水戸を過ぎてからは再び曇天。そして、高萩に着いた頃にはパラッパラと霧雨のような空模様。

それが、講演後にはこの天気。

高萩駅から南東側を見ている画像ですが、空が広い!ちょっと先は太平洋!海の遠い京都で暮らしていると、車窓に海が見えるというのが、旅気分を盛り上げてくれます。

前回は、日が落ちてから高萩駅に到着して、暗い中、発ったので駅の様子も町の様子もあんまりわかりませんでした。今回は、会場と駅の間だけだけど、ちょっと町の様子が見られてよかった。

今回の帰り時刻に高萩を通る「ひたち」はなく(正確にはあったんだけど、それは高萩を通過する特急)、勝田まで普通列車で行き、そこから「ときわ」に乗るパターン。

勝田からの「ときわ」はE657系なのに、以前走っていたE653系カラー。なんだか見慣れない。どうやら茨城県の観光キャンペーン「茨城デスティネーションキャンペーン」(茨城DC)の一環らしい(参考)。

勝田駅は、常磐線の大きな駅(と勝手に思ってる)。なんせ常磐線の特急は全部停車するし、行き先にもなっている。これまで、勝田駅で降りる機会がなかったのが不思議なくらい。

時間の都合で、ここで調達しておかないと、この先では難しそうな食事。それを買うために、いとど改札を出て、改札のすぐそこにあるNewDaysで駅弁を調達。


無事、駅弁を調達した後は、駅探索。
ひたちなか海浜鉄道の車止め画像をGET。だからなに?という車止めですが、ここから先は無い=旅の終わりの表示と、その止める様式は各地各社で様々。いきなりコンクリートの壁であったり、うず高く砂利が盛られていたり、ただ線路が切れていてなんにも無かったり。まるで人生模様。あちこちで車止めを見かける度に写真撮ってます。

東京駅で新幹線に乗り換え。そういえば、ジャストで乗り換えられる新幹線は残席がなかったので、次の列車にしたんだった。駅弁は、頑張って勝田駅で買わなくてもヨカッタ。とはいえ、東京駅では「釜揚げしらす弁当」はなかっただろうし、これはこれで良い選択だったのかも。

ホームに出ると、ホーム屋根の間からビル群が夕日を浴びていました。東海道新幹線の15番ホームと16番ホームの間は上野側にポコッと空間が空いています。この時間帯に、このホームのこの号車の場所に立つ機会がないと見られない光景。6線もある東海道新幹線のホームで、1〜16号車という長さもあり、これだけ東京駅を利用しながら、ここに立つ機会はあまりなかったように思います。

実は、この方向にカメラを構えるラテン女性がいたので、「なにを撮ってるんだろ?」と振り返って「あ、ここか!」と気が付いた次第。

ホームには、このような魅惑のコーナーもあるのですが、帰りの列車では基本的に講演レポートを記録することにしているので酒は飲みません。「家に帰るまでが講演旅行」なので、帰ってからの楽しみにしています。


 

コメント

このブログの人気の投稿

新しい教頭先生は、昔のご近所さんだった

今週はあっち行ったりこっち行ったり

おやじの会、一区切り