家庭科授業のサポート

学校運営協議会の理事長を務めている関連で(なのか?)保護者や地域の人の学校運営にもちょくちょく声がかかります。

先日は、家庭科授業のサポートで声がかかりました。6年生の家庭科でミシンを使う授業でした。先生一人で40名弱の児童を、しかも2つの教室でみるのは難しいので、サポート要請がありました。

ミシンは全部で14台くらい。そのうちの5台は調子がイマイチ。残りをやりくりしながらの、手提げかばん作り。とはいえ、持ち手はすでに本体にくっついた状態で、それを折って、両脇を縫うだけ。

だけ…とはいえ、ここまでがなかなかタイヘン。ミシンに糸をセットしたり、まち針を刺したり、やっとミシン!と思ったら、順番待ちがあったり。そんな待ち時間に、手提げかばんに付ける柄を考えてもらうなど、いろいろ仕掛けを用意しての授業。いやはや先生は準備も授業も片付けもタイヘンですわ。

子ども達の様子を見ていたら、男子女子関係なく、サッサーとやってしまう子もいれば、モッタリモッタリしてなんにも進まない子もいます。友達の進捗状況ばっかり気になってしまう子もいれば、我関せずのマイペース君にマイペースさんも。異常にコミュニケーション力の高い子もいれば、大人の男性に警戒心アリアリという子も。校区内の公立小学校ということもあって、ご近所さんの子もいたり、友達の子がいたりと、繋がりもあるので「あ、あそこの家?」「そやねん」という話もありました。

自分が通った学校や勤務した会社やバイト先のご縁もありますが、期せずして子どもが通った学校のPTAやおやじの会を通して、地域とのご縁もいただきました。近所をウロウロすれば、誰ぞかれぞの知った人に会います。これは、人によってはわずらわしく感じる人もいるかもしれません。とはいえ、こんな僕も神戸のマンションでは、馴染みの顔が誰もいない生活です。それはそれで快適でもあるけど、やっぱり僕にはなんだか味気ない生活にも感じますし、なんかあった時のサバイブにはいささか不安を感じます。

地域の話とは別に、小学校で気づいたのは、設備や機材の中にはだいぶん古くなっている物が数多くあることです。なんとか教育予算を確保して、子ども達の学ぶ機会に活用して欲しいと願います。子ども達だけでなく、いろんな人の学びの場に活用できると良いと思います。
 

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