徳島県勝浦町へ

徳島県勝浦町での講演があり、日帰りで往復しました。

9時ちょうど発の「阿波エクスプレス京都号」。前回の徳島県の仕事もこの京阪バス運行の便でした。前回は、中国道がリニューアル工事中ということもあって、阪神高速3号神戸線を通るという珍しいルートでしたが、今回は以前のように宝塚ICから有馬温泉を回る阪神高速7号線ルート。山ばっかりの退屈な風景が続きますが、今回は紅葉の具合も見ながらの旅。

予定よりも数分早く徳島駅のバスターミナルに到着。勝浦町の職員さんと合流して、お迎えの車に乗り換え。

車は徳島駅から南に向かい、小松島市に入ると勝浦川沿いを上流に登っていく。「このローソンを過ぎたら。山ん中になりますよぉ」と職員さんに半ば脅されたんですが、意外と家が続いていて、僕が通っていた高松北高校の裏辺りの印象でした。もっと山奥の大歩危小歩危の辺りをイメージしていたので、チョット拍子抜けと同時に安心。

小松島といえば、昔、国鉄小松島線という支線があってJRになる前に廃線になったのでした。結局、一度も乗ることなくなくなってしまったのが残念。1.9kmしかない路線で「国鉄最短の鉄道路線」という鉄道マニアなら有名な路線。

講演会場は、勝浦町住民福祉センター。

地図で見ると、勝浦町農村環境改善センターも同じ建物内。そのせいか、建物には

このような、「徳島かんきつアカデミー」の受講生募集のポスターも。
そういえば、お昼ごはんにも出されていたみかん。この勝浦町はみかんの栽培盛んのようで、往復の道中、道の両脇はみかんの木でいっぱいでした。みかんというと山の急斜面に植えられているイメージがあったので、道路の両脇にみかんで驚き。これなら収穫しやすいだろうな。

この「勝浦みかん」。講演前後では食べる機会がなかったのですが、家に帰って食べたら絶品でした。持って帰ったみかんは写真を撮る間もなく、アッと言う間に消費されてしまったのでした。みかんの産地というと、静岡、和歌山、愛媛が有名ですが、徳島も美味しいみかんの産地なんですね。せっかくなので「道の駅 ひなの里かつうら」のオンラインショップで購入しようと思ったら、すでに売り切れ。ガックリだけど、あの美味しさを知れば、売り切れも納得。

勝浦町の会場の窓を開けると、裏が坂本川という勝浦川の支流。山で聞く川の音が心地よくて、前の日の雨で空気もキレイになっていて、「エエなぁ〜」とボンヤリしていたら、目の前の蜘蛛の巣にカメムシが引っ掛かって、今まさに捕食されんとする場面に遭遇。ウワッ!とスマートフォンのカメラを向けていたら、別のカメムシが部屋に!今年は全国的にか西日本限定だか、とにかくカメムシが大発生しているそうで、勝浦町も例外ではなかったようです。捕まえてソーッと窓の外に放り出して、慌てて窓を締め切ったのでした。あのカメムシの悪臭。あれで発したカメムシも死ぬくらいの悪臭度らしい。勝浦町の建物を悪臭まみれにしなくてよかった。

帰りに送ってもらう途中の光景。勝浦川を渡った牟岐線の踏切。架線がないと本当にスッキリ。送り迎えの職員さんは、サッカー好き、F1好き、料理好きということで、往復の会話はいろいろ盛り上がりました。

またまたここに戻ってきました。徳島駅の到着から、帰りのバスの出発まで約一時間。せっかくなので、近所を散歩。

あんまり遠くまで行けないし…ということで、徳島駅から佐古駅方面に歩いた最初の踏切へ。そこは踏切もあるけど跨線橋もあるという場所。その上から徳島駅方面と

佐古駅方面。一見、複線のように見えるが、実は右が高松へ向かう高徳線で、左は阿波池田に向かう徳島線。ごくたまに並走することがあるらしい。

徳島発の高速バスは17:45発。京都到着予定は20:44。バスの中で弁当といっても、列車のようなテーブルもないしなかなか食べにくいし、とはいえお昼ご飯が多くて全然腹が減ってない。どうしたものか…とウロウロしていたら、和田乃屋阿波名物「滝のやき餅」というのが目に入る。
阿波名物らしいけど、これまで食べたことあったかな?と思い出せず。せっかくなので、白(プレーン)、ゴマ、抹茶と3種類を1つずつ購入。
思っていたよりも小ぶりな餅。パクッと一口で食べられて、バスの中で食べるには良いサイズ。おかげで京都まで車内で飢えずにすんだ。

あんこ美味しい!
クリームよりもあんこ!
シュークリームよりも饅頭!
クッキーよりも煎餅!
洋菓子よりも和菓子!
です。もちろんケーキもクリームもチョコレート好きですけど、和モノの方がもっと好きです。

徳島駅からの阿波エクスプレス京都号は、JR西日本の運行。他にJR四国運行の便や、徳島バスのエディ、本四海峡バスが運行するバスと5種類が走る路線。だけど、まだ京阪バスとJR西日本のバスしか乗ったことがない。以前乗った、高松からの帰りも京阪バスかJR西日本のバスだったような気がする。

途中の休憩地点の室津PAでそろったJR西日本のバス3種。真ん中の高知←→大阪便は3列座席でちょっと豪華。乗ってる時間が全然違うからだろうな。

帰りの便は、鳴門→名神高槻がノンストップ。しかも、その名神高槻や名神山崎のバス停で降りる人がいなかったので、高速道路の本線を走ったまま高速で通過。途中の高速道路では渋滞もなく、京都市内も比較的スムーズに流れ、予定の20:44よりも15分くらい早く京都駅に到着。

京都駅は日本各地だけではなく世界各地からの観光客で賑わっていたけど、高速バスの中はたぶん100%日本人。外国人観光客に高速バスはハードル高いのか?それともたまたまなのか?

8月以来の徳島県。次に訪れるのはいつ?そして、その時のバスはどこの運行?
 
 

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