香川県丸亀市へ

11月11日の徳島県勝浦町への旅行は、なんとかレポートできたのに、その次からは講演の準備に追われて、ストップ状態。月末になって、やっと落ち着いたので、まとめてアップ。記録を残しておかないと、本当にどこへ行ってどんな感じだったか?が思い出せないんです。同じところに呼ばれたり、隣の街に呼ばれることもあるので、「前回はこんな感じだった」という記録があるだけで、準備のやりやすさが全然違うんです。

というわけで、徳島県勝浦町の次は、香川県丸亀市。四国二連発です。僕の郷里の香川県ですが、僕は高松市という東讃の出身。丸亀は西讃。この東讃と西讃は、一般的には高校の学区区分で、高松市在住の中学生は(基本)丸亀高校に進学することができません(たぶん)。こんな理由で、実は同じ県でありながら高松市に住んでいた僕にとって、丸亀市は知ってるようで知らない街。

世間的には、丸亀というと「丸亀製麺」のイメージかも知れませんが、丸亀市に丸亀製麺はありません。それどころか、香川県内に丸亀製麺はありません!!…と思ったら、1店舗だけあるやん!丸亀製麺高松レインボー通り店。知らんかった。あったんや。よく生き残ってるな…と感心。

京都からはN700系S。「S」に乗る機会もだいぶん増えてきました。車両数が増えてるんだろうな。

岡山駅からは「あんぱんまん列車」の南風7号。後ろには、徳島行きのうずしおを併結。


南風の最後尾は2702のバイキンマン車両。

バイキンマン車両の前は、ドキンチャン車両。
さらにその前、高知に向かって先頭の車両はアンパンマン車両。ドキンチャン車両にも運転台がついているので、
ここに入ることができるんです。
ってことは、運転台もジックリ眺めることができます。

今回は、南風は丸亀駅まで満席状態でした。税理士御一行様のツアーがあったようで、その一団と一緒に僕も降りました。

ご一行様はずいぶん早い時期に座席を予約していたようで、珍しく講演エージェントから送られてきたチケットの座席は通路側。岡山から丸亀は近いので、全然問題ないですし、乗り降りのしやすさを考えても通路側も悪くないです。

岡山駅で入線していたアンパンマン列車に乗ってあれこれ撮っていたら、隣の席の人もやってきました。荷物を載せたりしている時に、チケットがチラッと見えた行き先は「土佐入野」。すぐに駅名を検索すると、かつての土讃本線の終点中村駅の少し手前。

「チラッと見えたんですが、ずいぶん遠くまで行くんですね」
と話しかけると、「セカンドハウスがあってね」とのこと。普段は横浜で暮らしているという方でした。退職して、老後を横浜と、パートナーさんの親が住んでいた、土佐入野駅のある黒潮町とを行き来して暮らしているそうです。

穏やかな感じの方で、話もはずみました。話がはずむと、丸亀までは本当にあっという間。そういえば瀬戸大橋を渡る時に「息子が本四連絡橋公団で務めてましてね」というお話も。ちょうど番の州の埋立地を通過する辺りでは、「昔、ここで瀬戸大橋博というのがありまして」と懐かしい話も。

アッという間に丸亀駅。人生初の丸亀駅(たぶん)。丸亀市に来たことは、何度かあるはずだけど、いつも学校からのバスだったような気がします。

ここで、講演エージェント社員Iさんが運転する車に乗り換えて、講演会場へ。Iさんは、この会社の四国支社の方で、もう年々も、僕の講演のアテンドをしてくれている方です。すっかり顔なじみになりました。
車中から眺める讃岐富士(飯野山)。

この画像をインスタグラムに載せたところ、後日、投稿を見た人から「香川県、行ってたんですか?」と聞かれ「あ、讃岐富士わかるんですか?」「私、高松出身なんです」「高松のどこです?僕、木太町出身です」「わたしは古高松です」「うわっ!近い!」ということで、近所に同郷の人がいることが判明しました。

講演会場の「アイレックス」へ向かう途中の国道32号線に。消防車と警察車両が多数。「なにごと!」と思ったら、琴電の踏切に自動車が突っ込んで電車と衝突したというニュースが飛び込んできました(丸亀市のことでん琴平線の踏切で列車と車が衝突し1人軽傷 琴平線では2日続けて踏切事故【香川】 (23/11/16 11:50))。

その事故のあった踏切の一つ高松寄りの踏切を通って講演会場へ。前日にも、琴電は踏切で事故があり、この翌日は落雷で運転見合わせ(このニュース)という「琴電受難の三日間」の中日だったようです。琴電の踏切は、電車が来ているのに下りないというトラブルもあり、大丈夫なんかいの?という地元の人の声も聞こえています。

講演が無事に終わっての帰り道。なんと帰りもアンパンマン列車でした。しかも車番2702は、行きに乗った車両の折返し。同じく2号車。でも、今度は窓側席でした。

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