岡山県総社市へ

京都駅から西へ。新幹線はかなりの混雑でした。旅行客も多いし、人も多い。京都駅の切符売り場はたいてい長蛇の列。ネット予約ができて、QRコードの切符になると、だいぶん簡単になると思うんだけどなぁ。

京都駅を出て、すぐに虹!うっすらと低い位置だけど、見ることができました。

国鉄車両の宝庫、岡山駅。

そんな岡山駅の伯備線ホームで待っていると、来たのは、
227系の岡山エリア車両の「Urara」。
このあたりの配色は、広島エリア車両の「Red Wing(レッドウィング)」を踏襲してますね。で、このUrara2両編成なんです。そして、山陽本線の倉敷駅まではメチャ混み。「これだけ客が多いのなら、4両繋いでもエエんでない?」と思ったのも束の間。倉敷駅に着くと、客がドカッと降りて、かなりゆったりな車内に。「あ、そういうことなのね?」でした。


講演が終わり、総社駅まで見送ってもらいました。右のワンボックスカーが総社市の送迎車。車には総社市のキャラクター「チュッピー」のステッカー。

ものすごく寒くなるという予報に覚悟して訪れたのに、意外と温かい一日でした。

帰りの列車までは少し時間があったので、総社駅でウロウロ。

タイミングよく、総社駅発の井原鉄道の出発を見送ることができました。

暇だったので、いろいろ撮影。
かつて「マリンライナー」として岡山〜高松を走った213系電車。今はたった2両編成に。長い時は9両くらいで走っていたような気がする。

そして、こっちは客車を改造して作られたクハ212形100番台。スパンと切り落とされた断面が「魔改造のJR西日本」です。

真っ黄色、別名、末期色の113系か115系。国鉄の電車が並んでおります。大阪駅では珍しくなりつつありますが、京都駅ではまだまだ国鉄車両が走ってますので、似たようなもんです。

で、帰りのメインイベントは

こいつです。行きは伯備線で総社駅へ。帰りは吉備線(桃太郎線)で岡山駅へという、グルッと丸を描く経路で乗り鉄を楽しもうという趣向です。

地図にすると、こんな感じです。
吉備線の車両はキハ40系の2両編成すが、総社側はロングシート車。岡山側はクロスシート+ドア部分はロングシート=近郊型でした。窓枠やシートの色は違えども、昔の趣き漂うこの感じ。

網棚といい扇風機といい…。
そして、列車は備中高松駅へ。
香川県高松市で生まれ育った僕にとって、高松駅とは予讃線の起点である高松駅しかなかったのですが、ある時、どこかの駅の窓口で長距離切符を買おうと「高松まで」と言うと「どっちの?」と言われたことがありました。それで、他にも高松駅があるのを知り、それが吉備線の備中高松駅だと。戦国時代好きなら、秀吉が行った「高松城の水攻め」が有名なので、そっちの高松もあるのに気づけたと思うのだが…なんせ、ずっと「一度は行かねば」と思ってはいたものの、なかなか吉備線に乗る機会もなく、備中高松に寄る用事はもっと無く、通過すら経験できていませんでした。

今回、車内からではあるけど、備中高松駅を通過することができ、周囲がどのような感じなのかも知ることができました。総社市での講師控室で「帰りに備中高松を回って帰ろうかと思ってる」という話をすると「なんもないですよ〜」とアッサリだったのでした。「最上稲荷の大鳥居が見えますよ」という話も聞きました。確かに、鳥居はかなり大きく遠くからでも確認できました。で、肝心の最上稲荷は?というと、鳥居からだいぶ山に入ったところなんですね?

岡山駅に到着すると、ホームの向かいには、快速ことぶき。

跨線橋を渡って新幹線ホームへ。いやはや、もっと寒いと待ち時間がツラいのですが、それほど冷えずに本当によかったです。

岡山からの新幹線もかなり混んでいましたが、新大阪でドドッと下りた後、京都まではしばしの空席あり状態でした。京都駅の新幹線ホームは溢れんばかりの人がいたので、きっとこの空席も全部埋まったことでしょう。

総社市への往復。楽しめました。





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