西脇市へ

 

講演で西脇市を訪ねました(講演の様子はこちら)。2006年に2回、2010年に1回訪れている西脇市。14年ぶりの訪問となりました。

そのうち2回目は加古川線の運休日(第4土曜日)と重なって、高速バスで訪れた西脇市。高速バスでの往路はともかく、復路の新大阪行きは、新御堂筋の渋滞と重なって、千里中央から先が全然進まないというタイヘンな帰路だったのを思い出しました。

ちなみに、1回目の時は、終電の乗り継ぎでギリギリ。3回めの訪問は平日夜の市役所職員研修。講演終了後に岡山へ移動して、翌日は高知県で講演という日程でバタバタと西脇市を後にしたのでした。共通しているのは、西脇市からの帰りは暗くなっての移動ということ。

今回は、珍しく明るいうちに西脇市へ行き、明るいうちに帰ってくるという日程。


8月10日というお盆前後の日程のせいか?はたまた土日月の三連休の初日だからか?そして、先日夜に神奈川県沖での地震で新幹線が一時運転見合わせを行った影響なのか?京都駅のJR東海チケット売り場は人が溢れ出ておりました。自動切符売り場も有人切符売場もものすごい行列でした。

そんな行列を横に見ながら、新快速で加古川まで。

加古川駅で待っていたのは、昔は東京近郊大阪近郊ではどこでも走っていた103系。子ども向けの絵本なんかでは「通勤形」などと紹介された、ザ・国鉄車両。あれほど走っていたのに、もはや現役なのは加古川線と播但線くらい(JR九州の筑肥線も?)ではないか?と。

そんな絶滅危惧種での西脇市までの旅。日を背にして座っていると、背中が熱熱。「なんで?」と思って窓枠を触ると、「アチチ」な状態。熱がこもる構造なんでしょうね。冷房が逃げないような押しボタン式の乗降口なんだけど、それでも車内にそんなに熱いパーツがあるので、ゆるーいエアコンディション。


動画は終点一つ前の滝駅から西脇市駅の先頭車窓。窓が大きくないので、ちょっとズームでの展望。線路脇まで草木が生い茂っていて、これぞ夏の沿線風景という感じです。


西脇市駅へ到着。雨が降ってなくてよかった!な駅。でも、屋根がないので広々感あります。跨線橋から見ると、遠くまで雲がポッカリポッカリ。帰省の人も乗っているようだったのですが、こんな風景をみて「帰ってきたなぁ」という感じなのでしょうか?

講演会場は新しい「西脇市茜が丘複合施設 Miraie」という建物でした。そういえば、講演会場の横では音楽会もやってました。施設の種類も複合なら、イベントや行事も複合で、両方ともに顔を出したい人には便利なような、迷ってしまうような複合ぶり。

西脇市駅は、このとんがり帽子。この駅は、昔は野村駅だったようで、この先の鍛冶屋線に西脇駅があったのが、1990年の鍛冶屋線の廃線に伴って、野村駅が西脇市駅になったようです。今回は、西脇市の野村地区主催の講演会だったので、「野村地区…あの野村ですね?」と。

西脇市駅の改札。右に有人窓口があって、若い女性スタッフが働いていました。

帰りも103系!帰りは窓枠のない座席を選んだせいか快適なエアコン具合。加古川線沿線は大半が河岸段丘や扇状地の盆地的な地を走っているわけですが、京都盆地のような暑さはなく、昔の夏の暑さのような気がしました。

加古川から新快速に乗り換え三ノ宮駅で下車。この「さんのみや駅」は表記がいろいろ。JRは三ノ宮駅。神戸市地下鉄とポートライナーは三宮駅。阪急と阪神は神戸三宮駅。そして、JR三ノ宮駅の西には「神戸駅」があるというオモシロさ。

三ノ宮から快速に乗り換えて、六甲道で下車。今回は、神戸のマンションで泊まり。14年前の講演で西脇市を訪れた時にはなかった選択肢。神戸京都間の1時間を短縮できて、かなり楽できました。

主催担当者さんからお土産を頂きました。たくさんあるので、チビチビとビールのアテにしたり、おやつ代わりに食べてます。

 





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