新しい教頭先生は、昔のご近所さんだった

 

新年度から引き受ける、学校運営協議会の書類を届けに、校区の小学校を訪れて、校長先生と話をしていたら、「あ、来年度からの教頭を紹介しますね」と言われて紹介された教頭先生。

僕の方は、「あ、山田です。よろしくお願いします」と挨拶したものの、教頭先生の方は、なんだか「え〜っと」という表情。

「もしかして…山田さんって、昔、竹田に住んでませんでしたか?」

と聞かれ、

「ええ。駅降りてすぐの団地に住んでましたよ」

「僕です、同じ町内の竹本です」

「え〜っと竹本さん…あ!あのロン毛でピアノ弾いてた?」

「そうですそうです。当時は大学生でした」

いつもTシャツを着ている青年という印象しかなかったので、目の前にいたのに、まったく気が付かず。

あの頃から20年以上経ってるわけですから、そりゃ立派なベテランの先生になっていても不思議じゃないです。

まさか、こんなところで再会するとは。竹田にいたのは短い期間だったけど、町内のイベントにボチボチとでも参加しておいて良かった。

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