再び神栖市へ

 

2024年12月12,11日(この時)の神栖市内の茨城県立高校を巡る講演ツアーの後半として、2023年1月以来(この時)に銚子経由で神栖市の波崎高校を訪ねました。

一度行っているというアドバンテージは何ものにも代えがたく、乗り換えからいろいろスムーズでした。

朝の京都駅新幹線ホーム。東の端に行くと日が昇る前の東山が望めます。朝焼けがホームにも写り込んで、冬の好きな風景です。

2023年の銚子経由神栖行きと、違った点といえば、東京駅から乗った特急しおさいの車両が、255系からE259系に変わっていたこと。

以前は、成田空港行きの特急専用で、顔にはNEXの文字があったけど、今はあっちこっちで走っているらしく、その文字はなく、変わってE259という形式番号。

車内は、JR東日本の車両でよく見る気がする感じ。もはや何に乗っているのか、車内の写真だけでは判別不可能。

家の最寄り駅から4時間48分で、銚子駅到着。

前回と同様、銚子電鉄のホームも覗くと…見慣れた緑色の電車。あれは!南海電鉄の車両ではないか!何回で走っていた泉州から、犬吠埼で第二の車両人生を過ごしている姿。見ることができてよかった。

乗り換えのバスまで1時間3分。その間に昼ご飯。以前は、1時間ちょうどだったので、3分だけ余裕ができました。吉原食堂に寄ったのも2013年以来。

選ぶ定食がアジフライ定食なのも一緒。もはや定点観測。値段がだいぶん上がって930円になってました。前回は850円。その直前は750円。2年ちょっとで180円の値上がり。24%の高騰!アジも気持ち小さくなったような気がします。いろいろ仕方のないことかもしれません。
銚子大橋を越えて茨城県入り。6時間11分かかって波崎高校へ。

講演は盛況のうちに終わり、帰路へ。高校最寄りのバス停から銚子駅に戻るバスは、1時間に1本。そして、銚子から京都の家までは、銚子から急いで乗り換えて、総武線本線→総武快速を乗り継いで、各所を綱渡りで乗り換えをしても、銚子からユックリ乗り換えて特急しおさいに乗っても、家に着くのは7分差。だったら、銚子でノンビリ過ごすか…ということで、銚子探索。といっても、犬吠埼まで行って帰れる時間でもなく、駅前をウロウロ。

お銚子と銚子市とどういう関係があるのか?と興味が出る看板。銚子という地名は、Wikipediaによると、利根川の河口地形が銚子に似ていることが由来らしい。居酒屋でコレに乗っからない手はないですね。

銚子駅前の不動産屋に出ていた案内。京都の人間からすると価格破壊。そんな値段でそんなに広い土地が買える?!という驚きが勝ちます。ま、現地へ行ってみると納得するのかもしれませんけど。

方言好きにはタマラン、方言のぼり。

さてさて、駅前の真ん前から少し離れて歩いてみました。

昭和感ありありのビル。僕が大学院に入って紹介されたバイト先がこんな建物だったなぁとしみじみ。

こちらはもっと歴史がありそうな建物。銚子市公正市民館。銚子市のサイト(こちら)によると「大正15年(1926)にヤマサ醤油10代当主濱口儀兵衛(梧洞)により、社会教育事業を目的として建設された建物です。現在は銚子市中央地区コミュニティセンターとして利用されています。」とのこと。

これまた昭和感あふれる建物。

そして、銚子といえば醤油の町。ヤマサ本社。今でもここが本社のようです。

「スナックコタン」は、京都の近所のトンテキ屋さんのシゲさんの従姉妹が経営するスナックで、「よかったら寄ってあげて」と言われてたし、「せっかくだから」で寄りました。ちなみにシゲさんは、前回の神栖市ツアーで泊まった、ホテルルートイン神栖のあった神栖市知手(しって)の出身。「よぉ〜あんな遠いところまで行きますね?」と言われました。「コタン」の営業時間外でしたが、試しにドアを引いてみました。が、やっぱり閉まってました。

この「せっかくだから」は、旅先の躊躇をいろいろ払拭してくれる言葉ですね。「もう二度と来ることができないかも」な旅で、「どうしよう」「入ろうか?やめとこうか?」「行こうか?やめようか?」という時、「せっかくの機会だし」という言葉は、やっていようという気持ちになれます。たとえ、それが期待外れであっても、しょうもなくても、大外れであっても、それも話題のネタ。「行ってみたけど、これがホンマにトンデモもなくて!」は、大当たりだった場合よりも、むしろ印象に残ることも。それもまた旅の楽しみです。

夕日と銚子大橋。

こちらはヒゲタしょうゆ。こちらは本社ではなく、銚子事務所のようです。工場や開発は銚子で行っているみたいですし、プラントが茨城県の波崎にあるようです。

日が暮れると続々と集まってくる銚子駅前のロータリー。送り迎えの自家用車でしょうか?
駅前のイルミネーションは、2月6日までのようです(情報源)。この明かりがないとどんな感じなんでしょ?
一路、東京へ。帰りは6時間43分の旅でした。

銚子経由の神栖市波崎高校往復のツアー。今回は、とても疲れました。その理由を考えたのですが、往復の新幹線の隣席の乗客が原因では?と思います。

行きの隣席は…オッサンの加齢臭!それを消そうとしてか、不快な匂いの香水?クリーム?化粧品?悪臭の2時間7分でした。座る時も、一言も言葉を交わさず、品川で下車の時も足を引っ込めるだけ。ヤレヤレなオッサンでした。なんやら印刷された企画書を読んでました。企画名称がバカでかくて、よく見えました。

帰りの隣席は…某関西のテレビ局の人。やたらとガタイの良いその男性は、品川駅から乗り込んで以降、ズッとパソコン広げて、パシャパシャパシャパシャとキーボードをうるさく叩きながら、メールの返信をしているのです。何をそんなに激しく…と思ってそっちへ向いたら、大きな画面に大きな文字なので、内容が隣の僕から丸見え。現在制作中で、タイトルのイメージ画像やエンドロールの確認画面の確認のやりとりをしているんです。そういった未公開著作物を、誰でも見える場所で作業しているのです。しかも、浜松あたりでのやり取りは、制作者や出演者のギャラ一覧。「ほほう、出演料180万円ですか!」など、もうカンベンしてあげてよ〜と言いたくなる不用心さ。せめて周囲からは見えないように、画面にスクリーンを張るなどして欲しいですね。関西テレビのTさん、セキュリティー大丈夫ですか?そんな2時間13分。

京都〜品川・東京間が一番疲れました。銚子行きのしおさいは、隣席が最後まで空席。東京行きのしおさいは、八日市場辺りからオタク女子が乗ってきました。仕事のメールをいくつか返信した後、Youtubeでアニメを見てました。まぁ、そんなに気になる内容でもなかったし、迷惑になる存在でもありませんでした。今どきの若者っぽく、サラッとした感じでした。

最寄り駅から銚子駅を経由して、波崎高校まで(正確には、最寄りの土合中央バス停まで)12時間51分の移動時間でした。家と最寄り駅、土合中央から高校までの徒歩時間をいれると、13時間になるかも!なかなかヘビーな日帰りツアーでした。




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